風営法違反のコンカフェに注意!摘発されないために知っておくべきこと

「コンカフェで働くことに興味があるけど、風営法違反で摘発されたお店をニュースで見かけて不安……」とお考えではないでしょうか?

最近、繁華街を中心にコンカフェの開店が相次いでいます。時給が高かったり、自分の好きな髪型・服装で働けたりなどの魅力があることから、流行に乗ってコンカフェで働きたいと考える女の子も多いです。

その一方、風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)に違反したコンカフェが摘発されたという報道も目立っています。

そこで本記事では、風営法違反でお店が摘発されるといったトラブルに巻き込まれないために知っておくべき情報を分かりやすくお伝えします。

  • 風営法違反にあたるケースは営業許可がない、18歳未満の接待、20歳未満の飲酒の3つ
  • 摘発されるようなお店で働くためには営業スタイル、年齢確認、客引き行為に注目!
  • 適法で健全なコンカフェを見つけるポイントを解説

安心安全に働けるコンカフェの求人情報も紹介していますので、風営法違反についての不安を解消してコンカフェバイトで働き始めたい方は、ぜひ本記事をご覧ください。

コンカフェの風営法違反を3つのケースで解説

コンカフェの風営法違反を3つのケースで解説

コンカフェが風営法違反にあたるのは、大まかに以下の3つのケースです。

  • 営業許可のないまま接待させたケース
  • 18歳未満に接待させたケース
  • 20歳未満に飲酒させたケース

それぞれのケースについて、受ける罰則と併せて順番に解説します。

営業許可のないまま接待させたケース

接待を伴う飲食営業を行う場合、風営法で定義される「風俗営業」に該当するため、風俗営業許可を得なければなりません!しかし、無許可で接待をしてしまったことで、摘発されてしまったコンカフェも見受けられます。

「接待」とは、風営法2条3項によると「歓楽的雰囲気を醸し出す方法により客をもてなすこと」です。

警察省の資料によると、接待は以下のような行為であるとされています。

  • 特定少数のお客さんの隣に座って、継続して談笑の相手となったり、酒等の飲食物を提供したりする行為

なお、お酌をしたり、水割りを作ったりした後で、速やかにその場を立ち去る場合、接待には該当しないと言われています。

営業許可のないまま接待させたコンカフェ経営者には、2年以下の懲役または200万円以下の罰金、もしくはその両方が科されます(同法第49条第1号)。

難しく書いてしまいましたが、要は「風俗営業許可を得ていないにもかかわらず、キャバクラのような接待行為をしているコンカフェは、風営法違反で摘発される可能性がある」ということです!

参考:風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律等の解釈運用基準について(通達)

18歳未満に接待させたケース

18歳未満の人に接待させたコンカフェは、風営法違反として摘発対象となります(風営法第22条1項3号)。

罰則としては、18歳未満の人に接待させたコンカフェの経営者には、同法第50条第1項第4号にもとづき、1年以下の懲役または100万円以下の罰金、もしくはその両方が科されます。

20歳未満に飲酒させたケース

キャスト・お客さんを問わず、20歳未満の人は「未成年者飲酒禁止法(二十歳未満ノ者ノ飲酒ノ禁止ニ関スル法律)」によって飲酒が禁止されています。

また、店舗側が未成年者だと知ったうえで酒類を提供することは禁止されており、20歳未満に飲酒させると50万円以下の罰金が課される決まりです(同法第3条1項)。

お店側には未成年に飲酒させないために、年齢確認のような措置を講じる義務も課されています。なお、令和4年から成人年齢が18歳に引き下げられていますが、飲酒は依然として20歳からなので注意が必要です!

以上、コンカフェが風営法違反にあたるケースを3つ紹介しましたが、いずれの場合も罰則を受けるのはお店の経営者ですが、急に働く場所がなくなったり、違法店で働いていたということで今後のお仕事の面接の際に困ったりといったことがあり得るので注意しましょう。

参考:風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律
二十歳未満ノ者ノ飲酒ノ禁止ニ関スル法律

コンカフェで働く際に摘発されないために確認したいこと

コンカフェで働く際に摘発されないために確認したいこと

コンカフェで働く際は、「自分が在籍するお店が摘発された」というトラブルに遭いたくないですよね。法的なトラブルを避けるためには、以下のポイントを基準に働くコンカフェを選びましょう!

  • 営業スタイルに違法性がないか
  • 面接で年齢確認が行われるか
  • 客引き行為があるか

それぞれのポイントを順番に解説しますので、適法で健全に営業しているコンカフェを選ぶ際にお役立てください。

営業スタイルに違法性がないか

接待行為のないコンカフェでは、飲食店営業許可に加えて、深夜酒類提供飲食店営業の届出(深夜0時以降に酒類を扱う場合)を行っていれば十分で、風俗営業許可の申請は不要です。

ただし、接待行為がないと表向きにはアピールしていても、実際の営業スタイルに違法性があるコンカフェは風営法違反として摘発対象となるため注意しましょう!

以下に、コンカフェの主なサービス・営業スタイルに違法性があるかどうかをまとめました。

サービス・営業スタイル違法性補足
18歳未満(高校生)の採用なし18歳未満が働ける22時までの時間帯は酒類を扱わないなら接客(例:お客さんと歓談)してもOK

※22時までの時間帯に酒類を扱うお店の場合、18歳未満のキャストが担当できる仕事内容はキッチンでの調理や店内清掃のみ(参考:労働基準法 第62条②)

コスプレなしコスプレするだけならOK
チェキの撮影なしお客さんと身体を密着させるのは接待行為になるのでNG
指名・同伴あり風俗営業許可を取っていないならNG

例えば、風俗営業許可なしで18歳未満のキャストが働いている時間帯に酒類を提供したり、お客さんと密着してチェキを撮影したりするのは風営法違反です。お店の営業スタイルによっては違法となるケースもあるので、しっかりチェックしておきましょう。

面接で年齢確認が行われるか

コンカフェの経営者は、働く人の年齢確認を怠ってはなりません。18歳未満に接待行為をさせてしまうと、営業許可が取り消されてしまうためです。

コンカフェはその他の飲食店と比べて時給が高かったり、可愛い制服が着られたりといった魅力から、年齢を偽って応募してくる女の子も少なくありません。

面接で正確に年齢確認を行うためには、顔写真付きの身分証明書を確認することが大切です。住民票や保険証には顔写真がないため、年齢を偽って応募してくる女の子を完全には見分けられません!

なので、健全な運営を続けているコンカフェでは、顔写真付きの証明書で年齢確認を行っています。実際に応募した際、そのお店がどのように年齢確認を行っているのかをチェックしましょう。

客引き行為があるか

風俗営業許可を取得しているかどうかを問わず、客引き行為は違法です。風営法(第22条)だけでなく、各地域の迷惑防止条例でも禁止されているので、法的トラブルを避けたいなら客引き行為があるコンカフェで働かないようにしましょう。

なお、風営法や各地行きの条例で禁じられている客引きとは、特定の人物に狙いを定め、客として来店させるように促す行為のことです。なので、通行人にチラシを配ったり、看板を持って宣伝したりするのは、厳密にいうと客引き行為には該当しません。

ただし、これらの行為を行う際は管轄の警察署への届出が必要で、無許可で行うことは禁止されています。なので、上記の行為をお仕事として任される場合、警察署への届出を行っているのかお店側に確認しておくと安心です。

適法で健全なコンカフェを見つけるポイント

適法で健全なコンカフェを見つけるポイント

ここまでに紹介した内容を踏まえて、適法で健全なコンカフェを見つけるためには以下のポイントをチェックしましょう。

  • お店の公式SNSやお客さんの口コミに怪しい部分はないか
  • 他のコンカフェよりも遥かに高い時給を設定していないか
  • 面接での言動におかしい点はないか
  • 営業許可や年齢確認などに関する質問に的確に答えてくれるか

安心安全に働けるコンカフェを選ぶ際に、ぜひ参考にしてくださいね!

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Romantiqueは、2024年1月に新しくオープンする、大正浪漫と洋館をコンセプトにしたコンカフェです。大阪メトロ「心斎橋駅」から徒歩2分とアクセス良好で、学校や自宅から通っていただきやすいです。雨に濡れることなく出勤できるのも嬉しいポイント!

キャストさんにお願いする主な仕事内容は、以下のとおりです。

  • 笑顔でお客様と楽しくお話
  • チェキの落書き
  • ドリンクやフード作り

Romantiqueでは、風営法をはじめ法律を順守した営業を心がけていきます。連絡先交換や店外交流などの強制・ノルマは一切なく、基本的にビラ配りもお願いしません(店下の玄関に立つ可能性はあります)。

また、お店のある心斎橋は、大阪の他のエリアよりも単価が高い傾向があります。単価が高いと、それだけ客層も良くなりますので、お客さんとのトラブルが起きにくかったり、バックで稼げるチャンスが増えたりといった嬉しいメリットも!

未経験の方でも手厚くサポートいたしますので、大阪で安心安全にコンカフェバイトを始めたい方は、ぜひお気軽に「Romantique」までお問い合わせください!

まとめ

風営法違反にあたるコンカフェは、大きく分けて以下の3つです。

  • 営業許可のないまま接待させている
  • 18歳未満に接待させている
  • 20歳未満に飲酒させている

法的なトラブルに巻き込まれないためには、営業スタイルや年齢確認、客引き行為の有無をチェックして働くコンカフェを選びましょう。

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